PowerShell 上で Microsoft Visual C++ Build Tools を利用する方法¶
2016/11/17
重要
Pscx に Import-VisualStudioVars があるので、こちらを利用ください。 Pscx を利用ください を参照ください。
MS は VS 2015 に対応するツール群を Visual C++ Build Tools として公開している。
素晴らしけど、 bat 形式のセットアップツールしかインストールされないので PowerShell からだとつらい。
この場合、 WintellectPowerShell をインストールし、中に入っている Invoke-CmdScript を利用するとよい。
具体的には
> Install-Module -Name WintellectPowerShell -Scope CurrentUser -Force -AllowClobber
としてインストールし、以下の設定をプロファイルに記載する。
Import-Module WintellectPowerShell
Invoke-CmdScript -script "C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual C++ Build Tools\vcbuildtools.bat" amd64
利用時にエラーが出る場合は、
WintellectPowerShell\3.3.2.0\Code\Set-ProjectProperties.ps1
の先頭のほうの Set-StrictMode
が化けている場合があるので、
Set-StrictMode -Version Latest
などと書き換えて利用するとよい。
Pscx を利用ください¶
WintellectPowerShell も素晴らしいツールなのですが、おそらく通常 PowerShell ユーザーでしたら利用している Pscx の Import-VisualStudioVars を利用ください。
WintellectPowerShell も現時点では 2015/11/17 にメンテされてそうですが、 わざわざ Import するのも大変だと思うので。
Pscx をインストール後にプロファイルファイルにて以下のように指定ください。
Import-VisualStudioVars -VisualStudioVersion 2015 -Architecture amd64