TestCafe でのカスタム引数の作成

2024/09/08

TestCafe は、 Playwright などのE2Eテストツールで、さまざまな引数を使用してテストケースの部分実行が可能だ。

テストケース内で処理を分岐させたい場合、 独自の引数を追加して処理をカスタマイズすることができる。 このような場合は、設定ファイルである .testcaferc.cjs を活用すると便利だ。

例えば、次のように引数を処理し、 userVariables を通じて処理内での振る舞いを変更することができる。

注意点として、引数に指定する src を正しく設定しないと、 コードで指定した引数が src として参照され想定外の挙動が発生する可能性がある。

const process = require('process');

const args = process.argv.slice(2);
const cleanupOnly = args.includes('--cleanup');
const cleanupOnSetup = args.includes('--cleanup-on-setup');

module.exports = {
  userVariables: {
    cleanupOnly: cleanupOnly,
    cleanupOnSetup: cleanupOnSetup
  }
};