WSLでのFedoraによるKubeadmのセットアップ

2025/07/12

注釈

基本的なKubeadmによるクラスタ構築手順は 「 Creating a Kubernetes cluster on Fedora :: Fedora Docs 」を参照ください。

WSL2を使うと、Windows上にほぼネイティブのLinux環境を簡単に用意できます。 Fedoraは既定のリポジトリでKubeadmを提供しており、Kubeadmを利用したクラスタ構築をスムーズに行えます。

ただし、WSL2上のFedoraではOverlayFSがあらかじめ有効化されているため、 先の記事中の対応は不要となります。

有効化状況は、以下のコマンドで確認できます。

$ grep overlay /proc/filesystems
nodev   overlay

nodev overlay が出力されればOK。Fedora公式手順で指定される有効化対応は不要です。

以降は Creating a Kubernetes cluster on Fedora :: Fedora Docs の手順を実行してください。

OverlayFSの確認や基本ツールの導入を事前に済ませておくことで、 以降のKubeadmコマンドが予期せぬエラーなく動作し、開発に集中できるでしょう。